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ハンチョウシリーズの原作の方 [テレビ]

前回に続いてハンチョウシリーズのお話です。

さて、リアルタイムで第4シリーズをぼんやり見ていた頃、家の彼氏ちゃんから「隠蔽捜査」という小説を借りました。
たまたまだったのですが、それがハンチョウシリーズの原作者、今野敏の小説でした。
読んでみたらすごく面白くて読みやすい。
派手なことはないけど、どんどん読めちゃうテンポの良さとキャラの作り方が気に入りました。
と、言うわけでハンチョウシリーズの原作「安積班シリーズ」を古書店で買いました。
はい。古書です。
原作もね、面白いんですよ。
ドラマとはまた全然違った面白さですが、やっぱり戦隊物なのは変わらないんです。
完全に違うのはピンクがいないところです。
あと、若手の二人(もしくは三人)黒木と桜井はあまり出番がない…というか…短編の時は主演もありますが、長編の時は専ら須田の仏像顔頼みだったりするので、活躍少ないんですよね。
あー、村雨さんのイメージが全然違うのには笑いましたね。
ドラマであんなにカッコイイ村雨さん、原作だと見た目「死神」ですからねー。
(ああ、中村俊介の場合浅見光彦では大抵犯人自殺しちゃうので「死神」でいいんですけど。←何言ってるか分かる?)
猛暑の中、村雨さんだけ汗かかないとか超ウケる…。

原作では安積班って永遠のチームですから(つまり浅見光彦が永遠の33才みたいなこと)いつの時代も安積班はその年齢でチームやってるんですよね。
パソコン通信の時代も、ボケベルの時代も、携帯電話の時代も、ネット社会になっても、安積班はいつだって安積班。
そういうの、マンガ的だけど「シリーズもの」ってそっちの方が面白いような気もします。
ルパン三世とかゴルゴとか、ね。そういう世界。
そんな設定だから、キャラの位置関係もずっと同じまま。
ドラマだとあんなにいい関係を築いているハンチョウと村雨さん、原作だとかなり距離があるんですよね。
しかし、村雨さんをイマイチ良く思わないのはハンチョウだけのようで、他のメンバーの村雨評価はごく普通。
そうなると、ひょっとして死神みたいに見えているのはハンチョウだけなのかも…。あ、でも青山さんに「目つきの悪い刑事さん」って言われていたので、それは実際そうなんでしょうね。
そしてその距離はやはり永遠に縮まることはないらしいです。
何度一緒に事件を解決しても、いつまでもハンチョウは村雨さんを「鼻につく…」と思うんですね。

そんな安積班に、ドラマで活躍の水野真帆が登場!
の、「烈日」はまだ文庫になっていないので読んでいませんが、彼女の登場でこれまでの人間関係が動くのか、それとも全く変わらないのか…すんごく楽しみです。
しかし、文庫になるのは一体いつなんでしょうね。
文庫になるのは待ちますが、それが古書で並ぶまではとても待てないので新刊出たらさっさと買います。

ところで原作の安積さんはかなり須田に依存していますね。
もう、須田いなきゃイヤっ!って感じの時あるぐらいですから相当です。
須田は…多分エスパーですね。
んで、確かに須田意見主導の時ってすごく面白いお話だし、彼の閃きを全面的に信じる安積さんも小気味いい。
多分、安積さんと須田二人だけでもストーリー成り立ちますね。それぐらい須田は大事にされてます。

すごくどうでもいいですが、ドラマと違って文字で「村雨秋彦」って見るとどうしても天気図をイメージしてしまいます。
なんか、日本列島に横たわる停滞前線とかね…。

そんなわけでもうしばらくハンチョウネタ続きます。
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